滨崎博嗣

福岡県立西福岡高等学校（現：福岡県立福岡講倫館高等学校）卒。高校卒業後、竜の子プロダクション（以下、タツノコプロ）直営の研修所に入所。研修を終えた後タツノコプロに入社し、同プロの研究所に配属された。アニメーター（動画マン）としてのデビュー作は、テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマンII』（1978～1979）である。その後『森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット』『とんでも戦士ムテキング』『未来警察ウラシマン』などで原画を担当し、1985年、『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』にて作画監督に初抜擢された。同年には『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』にて初めてキャラクターデザインを手掛けている（作画監督も兼任）。以降は、『赤い光弾ジリオン』『アウトランダーズ』などのキャラクターデザイナーや作画監督も務めた。その後タツノコプロを退社しマッドハウスを仕事の拠点としている。1990年代からはそれまでの原画・作画監督中心から1999年に『Petshop of Horrors』で演出、2003年に『TEXHNOLYZE』の監督、2004年に『妄想代理人』・『BECK』で演出、2007年に『シグルイ』の監督を務めるなど演出家・監督としても幅広く活躍しはじめている。